「ウイングマン音楽集」・・・懐かしきもの
木曜日は休みだったので、色々ふらついていた。夜6時、大須の某アニメショップで、私はそれを見つけた。
〈ANIMEX 1200シリーズ〉(14) 夢戦士ウイングマン 音楽集
「ウイングマン」といえば、80年代前半に少年ジャンプで連載されていたマンガである。作者は他に「電影少女」などのヒットもある桂正和。そして、これを原作として84年から85年にかけて放映していたアニメ作品が、「夢戦士ウイングマン」である。
当時、私は中学生。テレビにかじりつくように見ていた。ビデオはまだその時なかったので、音を録音したり(ラインとかもないのでラジカセをテレビに近づけて録音していた)、テレビ画面をカメラで撮ったりした。これがきっかけでアニメ雑誌とか読んだ気がする。(ここらへん記憶あいまい)私を「ヲタクの道」に引きずり込んだ作品と言っても過言ではない。
即購入。早速聴く。20年ぶりに聴く主題歌は・・・言っちゃなんだけど音ぺらぺら。今なら見向きもしないだろう。そんなレベル。でも、懐かしさがすべてを押し流した。(エンディングは今でもいい感じで聴ける)
懐かしさやノスタルジーは、作品の出来や評価とはほぼ無関係である。たとえば絵本でも、児童文学の世界において「クズ」と評価されるものであっても、その子が子ども時代に繰り返し呼んでいたものなら、その子にとってそれは宝物なのだ。他の評価など関係ないのだ。たぶんそれがノスタルジーの強さなのだろう。(だからこそいいものをって話もあるけどね)
まあ、しばらく聞き入ってしまったわけですよ。ほほほ。
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