参宮橋より、今日はここ「国際オリンピック記念青少年総合センタ」で行われるクイズ大会「73タロー」に参加するため上京。
・・・で、この大会に関する意見を書こうと思っていたのだが、結構他のところでも意見が多く書かれたようで、反省点もまとめられていたようで。それでも一応書いておきたい。
主催者がまとめていた大会の反省点は以下の4つ。
1 マッチメイク選手権
コンセプト自体は面白かった。「中学生」「難問」から「声優」「水曜どうでしょう」までバラエティに富み、戦い自体も面白かった。ただ時間を考えたら8セットはやはり多すぎた。4~5セットが妥当だったのではと思う。また、あの時間帯(第2部と第3部の間)にやるのも、参加者が動く手間が増えるのでどうかと思う部分がある。(もちろん第3部の部屋分けの集計をする時間が必要なために、こうなったと言うのはわかるのだけど)最後に選手権をやってそのままグラチャンというのがいいのではと考えた。
2 問題
質・ばらつき・ABセットの傾向差・ジャンルなどが挙げられている。私が一番問題に感じたのは「ABセットの傾向差」。ここは抽選でどちらに入るかが決められるために、自分の出る方で不利な問題が出て、出ていないほうで有利な問題が出ると、不公平感が出てしまう。ピリオドの中では傾向差はなるべく出さないほうがいいのではと考える。逆にそれぞれのピリオドでは、傾向やジャンルをはっきり出してもいいのかもしれない。(あまり芸能とかの特定ジャンルに偏りすぎると、また不公平感が出るかも知れないけど)「超短文」「難問」「愚問式」「スタンダード」とか。
3 オペレーション
今回時間が押した最大の原因がこれだろう。どのように集計しているのかわからないのであまり言えないが、ぜひ次回は改善していただきたい。
4 形式
3ともつながるが、ポイント制にしたのが混乱の原因のひとつではないかと予測する。正解数(+抜け順や順位によるボーナス点)がポイントとしたほうが良かったのではないか。
あと気づいた点として、一部屋だけ離れ小島にあるのはちょっと。まあ参加者が予想より増えて急遽追加したという事情はわかっているのだが、どうしても「ポツーン」な感じが漂ってしまう。
私はこの大会を「ネットクイズ参加者とオープン大会参加者の融合」を意図していたと思っていた。しかし主催者によるとそれは特に意識していなかったようだ。それが少し意外だった。
文句ばかりのように見えるが、この大会における「複数部屋に分かれて早押し」というコンセプトは、他のほとんどのクイズ大会が「参加者をラウンドごとに絞っていって優勝者を決める」という形式である現在において、新しい、かつ面白いコンセプトを提示したと考えている。今回は上のような理由で不満が残ったが、上手くいけばとても楽しい・面白い大会になる予感を感じさせる。
次回は3月26日らしい。残念ながら私は仕事で行けそうにないが、今回の反省点を生かして、素晴らしい大会になることをお祈りしたい。
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